2013年はこんな年でした - データベース関連

SQLアンチパターン

1/29にSQLアンチパターンを購入し、3、4月はこの本に関することばかり書いていました。

Ruby札幌勉強会

また、3/20のRuby勉強会@札幌に参加したところ、次回何か発表してもらえますかということになりました。 当時は(今でもですが)SQLアンチパターンについては消化しきれていなかったし、 データベースの話をするにしても私はどちらかといえば機能や実装の話の方が得意なのですが、 周りからは、SQLアンチパターンの話を期待する声がちらほら聞こえてきました。

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つぶやいてみた結果、id:t-wadaにふぁぼられました。

自分なりに歴史から色々勉強しつつ、もうしゃーないと思って「正直よくわからん」という話をしてきました。 発表資料(グダグダすぎるので公開していません)を今読み返してみると自分でも正直何の話だかよくわかりませんが、ある程度楽しんでいただけたようでよかったです。

リレーショナルモデルについて学びなおしたり、自分の今までの設計判断について反省するよいきっかけとなりました。

Temporal Database

リレーションを真となる命題の集合であると考えたとき、時間をどう扱っていいのだろう。 私はソフトウェア工学とか論理学とか学んだことはありませんが、 この問題はもしかしたら時相論理とかにつながっているのかなと想像し、Temporalというキーワードを思いついたときに見つけたのが、Tempral Databaseでした。

来年に向けて

さて、年末を迎えて今の心境はというと、やっぱりデータベースって難しいなと思っています。 データベースに限らず、計算機の状態を永続化しようということ自体が難しい。 ただ、難しいことなんだと考えているのは自分だけではないようだということがちらほら見えてきたので、 やはり勉強しなければと思っています。

SQLがリレーショナルモデルの垣根を超えられるおかげで応用範囲は広がったが、そのせいで本当に多くの人がリレーショナルモデルの本質を見失っているように思う。
漢(オトコ)のコンピュータ道: DB設計の難しさ

そして、来年は読みかけのTemporal Data & the Relational Modelを読まなきゃなあ。

Temporal Data & the Relational Model (The Morgan Kaufmann Series in Data Management Systems)

Temporal Data & the Relational Model (The Morgan Kaufmann Series in Data Management Systems)