Sapporo.jsでid:tricknotesのMiddlemanの話を聞いてきた。
個人的には、今WordPressやMovable Typeなんかで構築されているサイトの何パーセントかは、こういった静的なWebサイトジェネレータで作成したほうがいいんじゃないかなと思ってます。WordPressが嫌いなわけじゃないですよ。でもPHPを動かしてMySQLを動かして、何かのバージョンアップに追随したりってやるほどのものなのか、ちょっとバランスが悪いんじゃないかと思うんですよ。静的であれば、セキュアだし負荷対策もやりやすい。
WPやMTから今すぐJekyllやMiddlemanに乗り換え可能かといえば結構ハードル高いと思うんですが、あれローカルでWebサーバーが動くんだから、プレビューだけじゃなくWordPressみたいな管理画面までつくっちゃって、それをローカルで動かして、HTMLビルドしたのだけを1アクションでサーバーに上げる、みたいなのがそのうちでてくるんじゃないかなと思ってます。
で、最近そんな静的/動的の話聞いたなと思い出してみたら、ちょうど宮川さんのPodcastのep15がそうでした。
ep15: After Google Reader, DIY Blogging, The Go language (typester) - Tatsuhiko Miyagawa's Podcast
17分すぎより
- 最初動的生成がはやって、MTが出てきて静的になって、大量のリビルド大変なんでWP動的。Jekyllは静的。Blosxomも静的生成モードもある。
- 静的生成だと全部リビルトしないとページがずれる
- サーバーの進化とラップトップの進化だとラップトップの進化の方が速いので、クライアント側でビルドするというよりもどしがくるかも
- S3など静的配信に向いているCDNが安く使える
動的も静的も向き不向きはあると思います。あるいはEdge Side Include(これも昔流行ったSSIみたいですが)のように動的な部分と静的な部分を混ぜ合わせて使う方向になるんでしょうか。しかし私も昔Blosxom使ってましたが、これほど長く使われるとは。
あとまあいちおう私の発表。
最近いくつか見つけたKnockout.js関係の発表資料。こちらのほうがわかりやすいと思います。